大谷翔平選手と一緒にテレビに映り、ファンの心をつかんだ愛犬「デコピン」。MVP発表時のハイタッチや、球場での“始球式”を見て、「どんな犬なの?」「名前にはどんな意味があるの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
デコピンの犬種は、オランダ原産のコーイケルホンディエ。アメリカでは「Decoy(ディコイ)」という名前でも知られています。
この記事では、大谷選手本人の説明やMLB公式の情報をもとに、名前の由来、飼い始めたきっかけ、印象的な登場場面を順番に紹介します。犬種の特徴と、デコピン自身について公表された情報も分けて整理しました。
大谷翔平の犬「デコピン」の犬種はコーイケルホンディエ
大谷選手の愛犬デコピンは、オランダ原産の犬種「コーイケルホンディエ」です。白を基調に赤茶色の斑が入った毛色や、飾り毛のある垂れ耳が印象的。名前を初めて聞いた、という人も少なくないでしょう。
米国の犬種団体アメリカン・ケネル・クラブ(AKC)は、この犬種を活発で機敏、注意深いスポーティーな犬として紹介しています。もちろん、性格や運動の必要量には個体差があります。
似たような毛色の犬がいても、見た目だけで犬種を正確に見分けるのは簡単ではありません。デコピンの話題をきっかけに、初めてこの犬種を知った人も多そうですね。
もともとはどんな仕事をしていた犬?
AKCの犬種の歴史を紹介する記事によると、コーイケルホンディエは、オランダでカモを捕獲する仕組みの中で、人と協力する犬として用いられてきました。
犬が仕切りの近くを行き来する動きにカモが興味を持ち、水路へ誘われるという方法です。人の合図に応じて動く役割があったと知ると、飼い主と息を合わせる姿にも関心がわきます。
ただし、犬種の歴史からデコピン個体の性格や能力を決めつけることはできません。どんな犬にも、その子なりの得意なことや苦手なことがあります。
名前はなぜデコピン?英語では「Decoy」
デコピンの名前が広く知られたのは、2023年12月のドジャース入団会見でした。大谷選手は会見での質疑応答で、日本語の名前をデコピンと明かしています。
大谷選手の説明によると、もともとの名前が「Decoy」だったことから、音の近い「デコピン」にしたそうです。アメリカでは発音のしやすさを考えて、元の「Decoy」で紹介していると話しました。
日本で親しまれる「デコピン」と、英語圏で使う「Decoy」は同じ犬の名前。海外の野球記事や動画を探すときは「Shohei Ohtani Decoy」も手がかりになります。
ちなみに英語の decoy は「おとり」などの意味を持ちます。AKCによれば、その語はオランダのカモを捕獲する仕組みに由来するとされます。犬種の歴史と響き合う話ですが、大谷選手がそこまで意識して命名したかどうかは確認できません。
飼い始めたきっかけは?右肘のリハビリ中の出会い
いつから一緒に暮らし始めたのかも気になるところ。大谷選手は2024年に公開されたインタビューで、右肘のリハビリ中、まとまった時間が取れる時期だったことをきっかけに挙げています。
Full-Countの報道によれば、以前から犬を飼いたい気持ちがあり、そのタイミングがちょうどよいと考えたそうです。
シーズン中は試合や移動が続くメジャーリーガー。リハビリという普段とは違う時間のなかで、以前からの希望が実現したことがわかります。ただし、迎え入れた正確な日や詳しい入手経路まで、この記事で参照した本人の発言からは確認できませんでした。
デコピンが話題になった場面を時系列で紹介
デコピンの姿が注目されてから、ファンの記憶に残る場面がいくつもありました。ここでは、MLBが紹介した主な出来事を振り返ります。
2023年:MVP発表で見せたハイタッチ
2023年11月、大谷選手がアメリカン・リーグのMVPに選ばれた発表の中継に、隣でくつろぐデコピンが登場。大谷選手と前足を合わせる姿が話題になりました。
この時点では名前が広く明かされておらず、「隣にいる犬は誰?」という関心も集まりました。その後の入団会見で名前が発表され、ファンの疑問が解けることになります。
受賞の喜びを分かち合うような、ほんの一瞬の動き。大きなニュースのなかでも親しみやすい場面として記憶に残った人は多いのではないでしょうか。MLBの振り返りでも、2人の代表的な場面の一つとして紹介されています。
2024年:大谷選手のもとへボールを運んだ始球式
2024年8月28日(現地時間)、ドジャースタジアムのオリオールズ戦では、大谷選手とデコピンをかたどった首振り人形の配布が行われました。
試合前には、デコピンがボールをくわえて待機する大谷選手のもとへ駆け寄り、始球式の大役を務めます。マウンドからホームへ一直線にボールを運ぶ姿に、球場から大きな歓声が上がりました。
MLB公式によると、その日の大谷選手は試合でも先頭打者本塁打を放っています。デコピンの登場から試合の活躍まで、ファンにとって思い出深い一日になりました。
いわゆる始球式といっても、デコピンがボールを投げたわけではありません。ボールをくわえて大谷選手まで届けた、犬ならではの演出です。
2026年:MVDというユニークな賞も
2026年1月の全米野球記者協会の表彰ディナーでは、デコピンに「MVD(Most Valuable Dog)」というユニークな賞が贈られました。MLB公式の紹介からも、愛犬の人気ぶりがうかがえます。
MVPは選手の活躍をたたえる賞。一方、MVDはデコピンに向けた遊び心のある表彰です。似た略称ですが、同じ競技賞ではありません。
デコピンと同じ犬種を迎えたいときは?
かわいらしい姿を見ると、同じ犬種と暮らしてみたいと思う人もいるでしょう。コーイケルホンディエは活動的な犬種として知られ、散歩などの運動だけでなく、頭を使う遊びや飼い主との関わりも大切です。
一方で、犬の性格や必要なケアは一頭ずつ異なります。生活環境、留守番の時間、毎日の世話、医療や生涯にかかる費用まで含めて、自分たちの暮らしに合うかを考えたいところです。
迎える前には、信頼できる犬種団体や獣医師などに相談し、実際の犬と接しながら十分に検討しましょう。人気の高まりによって表示される価格も変動するため、「デコピンと同じ犬種なら必ずいくら」とは言い切れません。
まとめ|デコピンの名前にも球場での活躍にも注目
大谷翔平選手の愛犬デコピンは、オランダ原産のコーイケルホンディエ。もとの「Decoy」という名前に音が近いことから、日本語ではデコピンと名付けられました。
2023年のMVP発表で注目を集め、2024年にはドジャースタジアムでボールを届ける始球式にも登場。2026年には遊び心のある「MVD」も贈られました。
大谷選手の野球人生に寄り添う愛犬として、これからどんな姿を見せてくれるのか楽しみですね。
セレブ論 – cereb-ron
