バラエティーでは切り返しが速く、ライブでは歌や演出でも魅せる菊池風磨さん。大学について調べると、慶應という名前に加えて「学部は?」「一般入試だった?」「ちゃんと卒業した?」と気になることが次々に出てきます。
先に答えをまとめると、菊池風磨さんは慶應義塾大学総合政策学部に2013年に入学し、2017年に卒業しています。入試方式はAO入試です。ただ、経歴の面白さは大学名だけではありません。本人の言葉をたどると、幅広く学びたかった理由や、芸能活動とは違う世界の友人に出会った意味が見えてきます。
菊池風磨の大学・学部・卒業年を一覧で確認
| 出身大学 | 慶應義塾大学 |
|---|---|
| 学部 | 総合政策学部 |
| キャンパス | 湘南藤沢キャンパス(SFC) |
| 入学年 | 2013年 |
| 卒業年 | 2017年 |
| 入試方式 | AO入試 |
入学・卒業と入試方式は、デイリースポーツの本人インタビューに付されたプロフィールでも確認できます。総合政策学部はSFCにある学部で、経済学部や法学部とは別です。「慶應出身の先輩と同じ大学」という話と、「同じ学部だった」という話は分けて読むと混乱しません。
2013年から2017年という在籍期間もポイントです。芸能活動のため大学を途中で辞めたのではなく、卒業まで進んでいます。入学だけが紹介される短いプロフィールだと、その後どうなったかが分かりにくいですが、卒業年まで並べると経歴をつかみやすくなります。
菊池風磨が慶應・総合政策学部を選んだ理由は?
心理学や音楽への関心を一つに絞りたくなかった
進路選びについて詳しいのが、大学1年時の慶應塾生新聞の取材です。2013年11月のインタビューで、菊池さんは心理学や音楽など複数の分野に関心があり、いろいろな領域を学べることから総合政策学部に魅力を感じたと説明しています。
つまり「慶應ならどの学部でもよかった」と片付けると、本人が語った学びの動機が抜けてしまいます。まだ関心を一つに決め切れない段階で、興味の幅に合う場所を探していたわけです。芸能活動を続ける人が、大学で別の知識に触れようとした選択として読むと、学部名の意味も分かってきます。
祖父の勧めも、大学を考えるきっかけに
同じ取材では、祖父から大学で人と出会う価値を教えられていたことも明かしています。祖父が早稲田出身だったことに触れつつ、自分は慶應という別の環境を経験したいと思っていたそうです。受験の背景には、学校のブランドだけでなく、仕事以外の人間関係を持つという目的もありました。
ここで面白いのは、入学前の期待が単に授業だけに向いていないことです。どんな人と出会うか、違う進路を選ぶ人と話せるか。仕事の現場がすでにあった菊池さんにとって、大学はもう一つの社会を知る場所でもあったと読めます。
SFCの総合政策学部は何を学ぶところ?
「政策」という言葉から、政治や公務員の勉強だけをする学部だと思うかもしれません。しかし、慶應義塾大学の総合政策学部の方針では、課題を見つけて解決に取り組む力を重視し、国際戦略、言語文化とコミュニケーション、経営・組織、政策デザインなど複数の専門分野を示しています。
一つの出来事を、経済だけ、言葉だけ、と切り離さずに考えるイメージです。たとえば人に何かを伝える場面でも、相手の受け止め方、社会の仕組み、情報の扱い方が関わります。分野をまたいで考える学びには、さまざまな仕事との接点を見つける余地があります。
ただし、これは学部の教育方針を説明したものです。菊池さんが現在示しているトーク力や演出力のすべてを、大学で身につけたと断定することはできません。具体的に何を履修したかと、学部全体で何を学べるかは別の情報として押さえておきましょう。
菊池風磨の大学入試は一般入試?AO入試?
菊池風磨さんの大学入試は、前述の経歴で確認できるとおりAO入試です。一般入試と混同して紹介するのは適切ではありません。一方で、方式の名前だけを見て、準備の中身や本人の学力まで決めつけることもできません。
慶應のAO入試公式ページでは、年度別の募集要項と選考日程が公開されています。現在の案内には面接試験のある選考も示されていますが、今の制度をそのまま2013年入学時の条件に当てはめないことが大切です。菊池さん個人の出願書類の内容まで、公開情報から細かく再現することはできません。
また、学部の偏差値をそのまま本人の偏差値として扱う記事も見かけますが、大学の入試難易度と個人の試験結果は同じものではありません。本記事では確認できる入試方式を明示し、本人の得点や成績順位を推測して補うことはしていません。
受験生が参考にできるのは、学びたい理由の考え方
菊池さんと同じ学部に興味を持ったなら、まず自分が大学で知りたいことを並べてみるとよさそうです。音楽が好きでも、音そのものを研究したいのか、人に届く仕組みを考えたいのかで、探す授業は変わります。大学名を決める前に、関心を具体的な問いにしてみると、学部選びの軸ができます。
ただし、芸能活動と受験を両立した本人の体験は、そのまま誰にでも当てはまる勉強法ではありません。多忙だったという話から無理な生活をまねるより、現在の募集要項を読み、必要な準備を自分の生活に合わせて組み立てるほうが役立ちます。過去の合格者の経歴と、これから受験する人が満たす条件を分けることも、大学情報を読むうえで大事な視点です。
卒業後の言葉から分かる、大学の友人という存在
友人の就職が、自分の働き方を見つめるきっかけに
大学が本人にとってどういう場所だったのかを考えるうえで、卒業後の話も欠かせません。2020年のデイリースポーツの取材では、2018年に仕事が少ない時期を経験し、会社で働く大学の仲間と自分を比べて焦りを感じたことを率直に語っています。
華やかな仕事をしているから、卒業後も迷いがなかったわけではないのですね。同年代が毎日会社に通う姿は、菊池さん自身の仕事への不安を意識させるものにもなったようです。大学のつながりは学生生活の思い出にとどまらず、その後の自分を測る身近な比較対象にもなっていました。
一方、このエピソードを「会社員になりたかった」「芸能活動を辞めるつもりだった」という話に広げることはできません。本人が語っているのは、異なる働き方をする友人を見て生じた葛藤です。そこまでを丁寧に読むと、きれいな成功談だけではない実感が伝わってきます。
卒業前後の変化は、好みの話にも表れている
bisのインタビューでは、大学を卒業したころから、飾りをそぎ落としたものや、少しレトロで生々しい質感に惹かれるようになり、ファッションも変わっていったと話しています。大学での授業が直接の原因と語っているわけではありませんが、卒業が本人の変化を振り返る時間の目印になっているのが興味深いところです。
学歴を知ることの面白さは、大学名で人物を評価することより、どの時期に何を考えていたのかをたどれる点にあります。入学したころの関心、卒業後の迷い、好みの変化を順番に読むと、現在の姿へ至る経路が少し具体的になります。
菊池風磨の大学についてよくある疑問
大学は中退したの?
中退ではなく、2017年に卒業しています。2013年の入学から4年後に当たります。大学名だけでなく、この卒業までの経歴が確認できます。
総合政策学部とSFCは別の学校?
別の学校ではありません。総合政策学部は慶應義塾大学の学部、SFCは湘南藤沢キャンパスを指す呼び方です。「慶應」「総合政策」「SFC」は、大学・学部・キャンパスという異なる単位の名前です。
慶應を首席で卒業したの?
今回確認した本人インタビューや大学公式資料では、首席卒業を裏付ける情報は確認できませんでした。卒業している事実と、成績順位に関する話は分けて考えるのが正確です。
まとめ|菊池風磨の大学時代は、学部選びと人との出会いに注目
菊池風磨さんの出身大学は慶應義塾大学総合政策学部。AO入試を経て2013年に入学し、2017年に卒業しています。心理学や音楽などへの幅広い関心と、祖父から聞いた人との出会いの価値が、進学を考える背景にありました。
大学名に加えて、なぜその学部を選び、卒業後に友人の姿をどう受け止めたのかまで読むと、経歴がぐっと身近になります。今度番組やライブを見るときは、華やかな活動の間にこうした学生時代があったことを思い出すと、また違う角度から楽しめそうです。
同じく仕事と学業を両立した歩みは、伊野尾慧さんの明治大学・大学院での学びでも紹介しています。
セレブ論 – cereb-ron
