ドラマや映画で柄本佑さんを見て、「弟も俳優だったよね」「柄本時生さんと、どちらが兄なの?」と気になったことはありませんか。二人とも多くの作品に出演しているので、名前と顔が結びつくまで迷う方もいるかもしれません。
柄本佑(えもと・たすく)さんが兄、柄本時生(えもと・ときお)さんが弟です。生まれた年は3年違い。別々の事務所に所属して活動する一方、二人で演劇ユニット「ET×2」を組んでいます。
この記事では、兄弟のプロフィールと出演作の違い、時生さんが俳優になったきっかけ、二人の舞台活動を紹介します。公式プロフィールや本人の取材から、兄弟の関係もたどってみましょう。
柄本佑の弟は柄本時生!兄弟のプロフィールを比較
最初に、名前の読み方と兄弟の順番を整理しました。
| 項目 | 兄・柄本佑 | 弟・柄本時生 |
|---|---|---|
| 読み方 | えもと・たすく | えもと・ときお |
| 生まれた年 | 1986年 | 1989年 |
| 出身地 | 東京都 | 東京都 |
| 所属事務所 | アルファエージェンシー | ノックアウト |
| デビュー作 | 『美しい夏キリシマ』 | Jam Films S『すべり台』 |
兄弟であることは、都民芸術フェスティバルの公式インタビューでも紹介されています。名前の「佑」は「たすく」と読みます。
それぞれの顔写真と出演歴を確認するなら、柄本佑さんの公式プロフィールと、柄本時生さんの公式プロフィールが分かりやすい入口です。兄弟でも、仕事の窓口となる事務所は異なります。
父は柄本明、母は角替和枝
二人の父は俳優の柄本明さん、母は俳優の角替和枝さんです。両親が舞台に関わる環境で育ち、本人たちも子どもの頃から劇団の人たちを身近に感じていたと話しています。
佑さんのNuméro TOKYOの取材では、小学生の頃、両親の舞台稽古の間に、本多劇場で若い劇団員に遊んでもらっていた思い出も登場します。舞台を作る人たちの楽しそうな様子が、後の兄弟での活動にもつながったと振り返っています。
ただ、兄弟は同じ道を同じペースで歩んだわけではありません。デビューのきっかけや出演作を見ていくと、それぞれが自分の経験を重ねてきたことが分かります。
柄本佑と弟の見分け方は?名前と出演作を一緒に覚えると分かりやすい
「どっちがどっち?」と迷うときは、名前だけを暗記するより、知っている作品と結びつけると整理しやすくなります。まずは次の組み合わせを押さえてみてください。
| 人物 | 出演作の例 | 確認の手がかり |
|---|---|---|
| 兄・柄本佑 | 『美しい夏キリシマ』『光る君へ』 | 「佑=たすく」が兄 |
| 弟・柄本時生 | 『すべり台』『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』 | 「時生=ときお」が弟 |
佑さんは、2001年に『美しい夏キリシマ』のオーディションに合格。2003年に公開された同作で主人公の少年・康夫を演じました。近年の出演作として『光る君へ』なども、所属事務所の出演歴に記載されています。
時生さんは、2003年に『すべり台』のオーディションに合格し、2005年公開の同作でデビュー。2024年の『錦糸町パラダイス』では出演に加え、企画・原案にも関わっています。
『錦糸町パラダイス』の放送局公式ページでは、時生さんは今井裕樹役。作品の役名まで照らし合わせると、記憶がつながりやすいでしょう。
役柄によって髪型や服装、表情は大きく変わります。顔の印象だけで判断しにくいときは、公式の写真と作品のキャスト表を一緒に確認するのが確実です。
弟・柄本時生が俳優になったきっかけは、兄に来た仕事だった
二人のつながりがよく分かるのが、時生さんのデビューの話です。最初は兄に持ち込まれた仕事が、弟のオーディションにつながりました。
2021年の本人インタビューでは、兄に来た仕事が年齢的に合わず、「弟がいる」というところからオーディションに呼ばれたと説明しています。
2026年5月の『ぽかぽか』でも、本人がこの経緯を振り返りました。日刊スポーツの記事によると、探していたのは小学生役で、兄はすでに高校生になっていたそうです。
この話で押さえたいのは、単に兄の役をそのまま引き継いだわけではなく、弟本人もオーディションを受けたということ。公式プロフィールにも、オーディション合格からデビューした経歴が記されています。
兄が先に俳優になったことで、弟にも入口ができた。そこから自分の仕事として経験を積んでいったという、兄弟ならではの転機でした。
時生さん自身も、ドラマを企画する側に挑戦
弟として紹介されることも多い時生さんですが、独自の作品づくりにも取り組んでいます。『錦糸町パラダイス』では、俳優仲間とリモート芝居を作った経験が、ドラマの企画につながりました。
U-NEXT SQUAREの本人取材では、初めて制作側に入り、配役や脚本、音楽、衣装など多くの打ち合わせに関わったと説明。出演者の立場では知らなかった過程に触れ、作品を作る人たちへの関心が広がったそうです。
兄との舞台も、友人たちとのドラマも、自分から一緒に作る場を持っている。出演作だけを並べると気付きにくい、時生さんの活動の広がりです。
柄本佑と弟の共演を知るなら、演劇ユニット「ET×2」
兄弟の共演で知っておきたいのが、2008年に結成した演劇ユニット「ET×2」です。読み方は「ETかける2」。二人の名字の「E」と、佑・時生の「T」が由来です。
結成の経緯は、都民芸術フェスティバルの公式取材で二人が語っています。叔母からアゴタ・クリストフの戯曲『ジョンとジョー』を二人でやってみてはと勧められたのが、最初のきっかけだったそうです。
小さい頃から身近だった劇団東京乾電池では、みんなで舞台を作っている様子が楽しそうに見えていたとも話しています。共演する場を待つだけでなく、自分たちでも一緒に作ってみようと考えたわけです。
兄と弟で、芝居への向き合い方も違う
2015年のオリコンの本人取材では、時生さんは兄との二人芝居を大切にしたいと話しています。その一方、客をどう満足させるかを考える兄と、自分との違いを冗談交じりに語っていました。
同じ家庭で育っても、芝居を作るときの考え方まで同じになるわけではないのですね。「似ている兄弟」という話から一歩進んで、同じ舞台のなかで違う役割を持つ二人として見ると、共演への興味も広がります。
『ゴドーを待ちながら』では父・柄本明が演出に
「ET×2」が取り組んできた作品の一つが、サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』です。二人は2014年に上演し、2017年には父・柄本明さんの演出で再び挑みました。
兄弟が二人で舞台に立つだけでなく、父が演出家として関わった点にも特徴があります。家庭の親子という関係に、俳優と演出家という仕事の関係が重なります。
稽古の様子はドキュメンタリー『柄本家のゴドー』に
その2017年の稽古場を記録したのが、山崎裕監督のドキュメンタリー映画『柄本家のゴドー』です。日本映画データベース・JFDBによると、出演は柄本明さん、佑さん、時生さんで、上映時間は64分。2019年4月20日に公開されました。
普段のドラマや映画では、観客が見るのは完成した芝居です。この作品では、その前の稽古や、芝居を作り上げる過程に目を向けられます。
兄弟の共演や家族としての関係を、演技の現場から知りたい方には『柄本家のゴドー』が手がかりになります。舞台の題名とドキュメンタリー映画の題名は別なので、作品を探す際は区別してみてください。
兄弟仲は?共通の趣味が伝わるエピソードも
仕事以外にも、二人のやり取りが公に紹介されることがあります。2025年には、兄弟そろってゲーム番組『ゲームセンターCX』のファンだと分かる投稿が話題になりました。
オリコンが紹介した時生さんの投稿では、東京ゲームショウに関わるグッズを手にした佑さんの姿と、兄弟で同じものを欲しがるやり取りが伝えられています。
一緒に舞台を作るときは真剣でも、趣味の場では兄と弟らしいやり取りがある。そんな一面を知ると、作品の外での関係も少し身近に感じられます。
まとめ|佑が兄、時生が弟。共演の軸は二人の舞台活動
柄本佑さんの弟は、俳優の柄本時生さんです。佑さんが1986年生まれ、時生さんが1989年生まれ。名前と出演作を一緒に確認すると、二人を覚えやすくなります。
兄に来た仕事が弟のデビューにつながり、のちには「ET×2」で一緒に舞台を作る関係へ。見た目の印象だけでなく、それぞれの出演作や『柄本家のゴドー』にも目を向けると、兄弟の俳優としての歩みがより具体的に見えてきます。
芸能人の家族については、仲野太賀さんと父・中野英雄さんの関係や共演も紹介しています。
セレブ論 – cereb-ron
