宮﨑あおいの刺繍作品はどこで見られる?始めたきっかけとatsumiとの交流

花と葉を刺したリネンの刺繍枠と刺繍糸のイメージ

宮﨑あおいさんの刺繍をテレビや雑誌で知り、「どんな作品を作っているの?」「好きな刺繍作家は誰?」と気になった人もいるのではないでしょうか。

映画やドラマでの活躍が知られる一方、宮﨑さんには、手を動かしてものを作る時間を長く大切にしてきた一面があります。編み物、刺繍、洋服の補修と、形を変えながら続いている趣味です。

本人の作品写真や詳しい話を見たいなら、ブラザーの対談記事が入り口になります。この記事では、宮﨑あおいさんが刺繍を始めたきっかけや作品、作家atsumiさんとの関係を、本人のインタビューをもとに紹介します。

宮﨑あおいの刺繍はいつから?絵を糸で表現したかった

2024年のブラザーの取材では、刺繍を始めたのは当時から12〜13年ほど前だったと振り返っています。もともと絵を描くのが好きで、その絵に糸で立体感を出せたら面白そう、と考えたのがきっかけでした。

最初に手がけたのは、小さな渦巻きをたくさん刺して木を表した作品だそうです。完成品を集めるだけでなく、自分の手で形にしてみたいという気持ちが、刺繍へつながったのですね。

初めから大作を作ろうとしたというより、好きな絵と手仕事が結びついた出発点。刺繍の腕前が話題になる人にも、最初の小さな作品があると知ると、少し身近に感じられます。

出典:ブラザー・宮﨑あおい×atsumi対談(2024年)

宮﨑あおいが好きな刺繍作家はatsumi|本との出会いが交流に

宮﨑さんが基本のステッチを学んだのは、刺繍作家atsumiさんの本でした。図案や色使いに惹かれ、作品を楽しむファンだったことを、対談でも語っています。

その後、番組でatsumiさんの図案を刺したことや、30歳の誕生日にマネージャーが作品を注文したことなどが、交流のきっかけになりました。好きだった作家の本を読むところから、実際に会い、一緒に刺す時間へと広がったのです。

atsumiさんは、刺繍作品の制作や個展、企業との仕事、書籍など、幅広く活動する作家。ブラザーの作家紹介でも、『ことばと刺繍』『刺繍のエンブレム』などの著書が紹介されています。

「宮﨑さんの先生は誰?」と一言でまとめるより、本を通して学び、憧れていた作家と交流するようになったという流れで知ると、関係性がよく分かります。好みの図案が、技術だけでなく人とのつながりも運んできたのでしょう。

出典:ブラザー・二人の出会いについて/ブラザー・atsumiインタビューと作家紹介

宮﨑あおいの刺繍作品はどこで見られる?公式記事を案内

作品を見たい人には、ブラザーの対談ページがおすすめです。宮﨑さんが実際に刺した作品の写真と、その図案や思い出に関する話を、一緒に読むことができます。

特に気をつけたいのは、「宮﨑さんが刺した作品」と「宮﨑さんが図案を描いた作品」は、同じ意味ではないこと。対談には、樋口愉美子さんの図案で刺した文字や、atsumiさんの図案を楽しむ話が登場します。

作品を見るときは、色の選び方や糸の質感に加え、図案を考えた人にも注目してみてください。同じ図案を使っていても、糸の引き方や色で印象が変わるところに、手で刺す面白さがあります。

本記事では作品写真を転載していないため、細かな針目やモチーフは、出典ページの写真でご覧ください。写真と本人の説明を交互に見ると、なぜその図案に惹かれたのかまで楽しめます。

作品写真:宮﨑あおいさんの作品を掲載したブラザー公式記事

待ち時間が手仕事の時間に|刺繍が会話のきっかけにもなった

リンネルの2025年のインタビューでは、撮影の待ち時間にも刺繍を続けていると話しています。仕事で使うエプロンへワンポイントを入れようと、スタイリストと相談していたという具体的な話もありました。

さらに、刺繍を始めた頃は人見知りで、共演者と向き合って話すのが恥ずかしかったものの、刺していると会話が生まれたと振り返っています。一人で楽しむ趣味が、人と話すときの助けにもなったのです。

何を話そうかと構えるより、目の前の手仕事をきっかけに話が弾む。そんな場面は、手芸が好きな人なら想像しやすいかもしれません。宮﨑さんの刺繍は、完成品だけでなく、作っている時間にも意味があるのだと感じます。

忙しい日々に趣味を持つというと、まとまった時間が必要に思えます。しかし、宮﨑さんの話から見えるのは、生活や仕事の合間に好きなことを少しずつ続ける姿です。

出典:リンネル・創刊15周年リレーインタビュー(2025年)

ダーニング刺繍にも挑戦|直して、もう一度使う楽しさ

同じリンネルの取材では、洋服のほつれや穴、汚れた部分へ手を加えるダーニング刺繍も始めたと明かしています。汚れたTシャツも、刺繍を加えると新鮮な気持ちで着られるのがうれしいそうです。

飾るためだけに刺すのではなく、使ってきたものを、もう一度好きになれるように手を入れる。編み物から刺繍、さらに補修へという広がりには、ものを作って終わりにしない楽しみ方が表れています。

「同じ趣味をやってみたい」と思った人も、最初から大きな額装作品を目指す必要はなさそうです。身近な布や服へ小さなモチーフを加える発想なら、自分の生活とも結びつけやすくなりますね。

ただし、大切な服にいきなり刺すと、思った仕上がりにならないこともあります。まず練習用の布で色や大きさを試し、「どこへ、どんなふうに入れたいか」を考える時間も楽しんでみてください。

出典:リンネル・ダーニングについての本人の話

編み物も好き!『神様のカルテ2』の撮影中に作っていたもの

刺繍の前から続けていた編み物にも、具体的なエピソードがあります。2014年のシネマトゥデイの取材では、『神様のカルテ2』の撮影の合間に、タブレットケースや小さなお菓子入れを作っていたと話していました。

作ったものは人へ渡すことが多く、自分の手元にはあまり残っていないそうです。ものづくりが、誰かへの贈り物にもなっていたのですね。

また、同年のシネマカフェの取材では、年中編むようになったのは『純情きらり』の頃で、19歳くらいからだったと説明しています。初めはマフラーなどを作り、その後は実用的な小物入れへ。使い道や贈る相手を考えながら、作るものが変わっていったようです。

映画『神様のカルテ2』では、榛名が編んでいるものに、宮﨑さんが編んだものが使われたことも紹介されています。普段の趣味と役の生活がつながる、面白いエピソードです。

出典:シネマトゥデイ・本人インタビュー(2014年)/シネマカフェ・編み物についての取材(2014年)

手仕事と演技のつながり|『眩〜北斎の娘〜』で語った共通点

『眩〜北斎の娘〜』で絵師の葛飾応為を演じた宮﨑さんは、放送文化基金の対談でも、好きなことを長く続ける自分の性質と、手芸や刺繍について話しています。

ものを作ることが好きな点は、演じた人物にも通じる部分かもしれない、と捉えていたそうです。趣味がそのまま演技の答えになるわけではなくても、夢中で手を動かす感覚には、本人が重ねられるところがあったのでしょう。

画面の中で何かを作る仕草を見るとき、手元の自然さに目を向けるのも作品の楽しみ方の一つです。俳優の趣味を知ることで、これまで気づかなかった細部が見えてくるかもしれません。

出典:放送文化基金・宮﨑あおい演技賞対談(2018年)

写真展でも、刺繍などの「好きなこと」が宮﨑さんらしさに

2025年には、40歳の節目に合わせた写真展「これからのこと」が心斎橋PARCOで開催されました。公式のトークイベント取材では、写真の背景にある好きなものとして、陶芸や本、刺繍が話題に上がっています。

これは刺繍作品だけを展示する展覧会の案内ではありませんが、手仕事が本人を表す大切な要素の一つとして語られた場です。普段使う器や、手を動かす時間も、その人の姿を伝えてくれるものなのですね。なお、この写真展の会期はすでに終了しています。

出典:心斎橋PARCO・宮﨑あおい×箭内道彦インタビュー(2025年)

まとめ|宮﨑あおいの刺繍は、暮らしと人をつなぐ手仕事

宮﨑あおいさんの刺繍は、絵を糸で表現したいという興味から始まり、作家との交流や、現場での会話、洋服を直す楽しみへと広がっています。編み物も含め、好きなことを生活の中で長く続けてきた姿が印象的です。

作品の見た目と、そこに込められた思いや作る時間。両方を知りたい人は、本人の対談やインタビューも読んでみてください。宮﨑さんの手仕事が、より身近に感じられそうです。

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