中島健人さんの大学を調べると、「明治学院」「社会学部」「留年」といった言葉が出てきます。芸能活動と大学生活をどう両立し、そもそも何を学びたくて進学したのでしょうか。
出身校は明治学院大学の社会学部社会学科です。2012年4月に入学し、2017年3月に卒業。通常より1年長い、5年間の学生生活でした。
ただ、在籍年数だけでは学生時代の姿はわかりません。本人が語った進学のきっかけや、恩師が明かしたゼミでの役割をたどると、アイドルの仕事と社会学の学びがつながっていたことが見えてきます。
中島健人の大学は明治学院大学!学部・入学・卒業を整理
最初に、大学に関する基本情報をまとめます。「明治大学」と名前が似ていますが、明治学院大学と明治大学は別の大学です。
| 項目 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 大学 | 明治学院大学 |
| 学部・学科 | 社会学部社会学科 |
| 入学 | 2012年4月 |
| 卒業 | 2017年3月 |
| 在学期間 | 5年間 |
| ゼミで扱った分野 | マスメディアの歴史 |
入学・卒業の時期は、恩師への取材を掲載した週刊女性PRIMEの記事で確認できます。また、大学の社会学科も2026年の新入生歓迎会の報告で、中島さんを社会学科の2012年度入学生として紹介しています。
このため、「大学を中退したのでは」という疑問については、卒業しているというのが答えです。仕事が忙しい時期と重なったことと、学業を途中で終えたことは分けて捉えたいですね。
社会学部を選んだ理由は?震災を通して感じた報道への疑問
進学の理由は、学歴の話だけでは説明できません。中島さんは2024年のnon-noのインタビューで、大学へ進もうと思った大きなきっかけとして東日本大震災を挙げています。
本人の生活圏では断水や停電が続き、家族と給水車を利用するような状況を経験した一方、東京へ仕事に行けばテレビ局でシャワーを使えたといいます。同じ時期でも、場所によって日常が大きく異なっていたのです。
さらに、自分の周りには大変な状況が残っているのに、報道で十分に取り上げられていないと感じたそうです。その経験からメディアを学びたいと考え、社会学部を選んだと話しています。
つまり、中島健人さんの大学選びには、自分が体験した現実と、画面を通して伝わる情報の違いが関わっていました。普段からテレビに出る立場だったからこそ、届ける側の仕組みにも関心が向いたのでしょう。
出典:non-no「中島健人・キタニタツヤ」インタビュー(2024年7月28日)
社会学科は「芸能の技術を習う学科」ではない
「メディアを学んだ」と聞くと、撮影や演技の授業を想像するかもしれません。ただ、社会学は、個人の経験を社会の仕組みや人々の関係と結びつけて考える分野です。中島さんが語った報道への疑問も、その入口として理解しやすいテーマです。
同じ出来事でも、誰が伝え、どの部分を選び、誰が受け取るかで見え方は変わります。こうした視点を持つことと、表現の現場に立つことが、学生時代の中島さんの中で並行していた点が興味深いところです。なお、これは学問との接点を整理したもので、本人が履修した全授業の内容を示すものではありません。
大学のゼミでは何を学んだ?メディアの歴史と後輩への助言
2024年11月29日放送の「バズリズム02」では、明治学院大学社会学部の佐藤正晴教授が、中島さんの大学時代を語っています。entaxの番組記事によると、ゼミのテーマはマスメディアの歴史でした。
中島さんは授業を受けるだけでなく、4年生の時には3年生のゼミでティーチングアシスタントも担当したそうです。芸能の現場で得た経験を、後輩の学びに還元する立場にもなっていました。
2026年の週刊女性PRIMEの取材でも、佐藤教授は当時を振り返っています。ゼミでは現場の話を求められ、最後に中島さんがコメントする機会があったとのこと。知識を受け取る学生でありながら、同時に現場を知る話し手でもあったわけです。
ここで注目したいのは、単に「芸能人が大学に通っていた」という話で終わらないことです。自分の経験を言葉にし、ほかの学生に伝える役割まで担っていたことが、恩師の証言からわかります。
出典:entax「バズリズム02」大学時代のエピソード(2024年12月3日)、前掲・週刊女性PRIME
中島健人が大学を5年で卒業した理由|1単位と30単位の違い
中島さんの大学について、特に気になる人が多いのが留年の経緯でしょう。本人は同番組で、1単位を落としたために留年したと説明しています。
そのうえで、5年目は1単位を取ればよかったものの、学費を払って1単位だけではもったいないと考え、30単位ほど取って卒業したと明かしました。
この話は数字を取り違えると意味が変わります。「30単位足りなかったので留年した」という説明ではありません。留年のきっかけとなった1単位と、最後の年に取ったという約30単位は、別の話です。
- 卒業が1年延びた経緯:本人の説明では1単位を落としたこと
- 5年目の過ごし方:必要な分だけで終えず、さらに授業を履修
- 最終的な結果:2017年3月に卒業
「留年」という一語から、学生生活全体の姿勢まで決めつけることはできません。むしろ本人が語ったのは、追加の1年をどう使ったかという話でした。恩師の語るゼミでの活動と合わせると、卒業までの道のりを立体的に捉えられます。
忙しかったからこそ、大学での人間関係も特別だった
non-noの取材では、大学時代にできた友人との縁にも触れています。一方、仕事があり、サークルや飲み会などの学生生活を十分に経験できたわけではないとも話しました。芸能活動をしながらの通学は、一般的なキャンパスライフと同じではなかったようです。
それでも本人は、大学で芸能界だけでは得られない経験や知見に触れられたと振り返っています。大学へ行けば自動的に何かが身につく、という話ではなく、異なる環境に身を置くことで、自分の選択肢が増えたという受け止め方です。
中島さんの場合、仕事と学業は別々の活動でありながら、ゼミでは接点もありました。現場で知ったことを大学で伝え、大学では普段の仕事だけでは接しにくい考え方に出会う。その往復があったことも、5年間を知るうえで外せないポイントです。
卒業後も母校との縁は続く|2026年の新入生歓迎会に登場
大学とのつながりは、卒業で途切れたわけではありません。明治学院大学社会学科の公式報告によると、2026年4月1日の新入生歓迎会では、中島さんのビデオメッセージが上映されました。
会場は白金校舎。中島さんは大学での経験などを踏まえ、新入生に言葉を届けています。大学側が社会学科の先輩として紹介していることからも、出身学科を確認できます。
週刊女性PRIMEの教授取材では、そのメッセージでゼミの議論を振り返り、自分の言葉を育てて相手に伝える大切さに触れたことも紹介されました。学生時代の経験が、卒業後に後輩へ伝える話として残っているのですね。
中島健人の大学についてよくある疑問
明治大学出身という情報は正しい?
出身校は明治学院大学です。名前が似ていても別の大学なので、学歴を確認する際は「学院」まで含めて見ると混同を防げます。学部は社会学部、学科は社会学科です。
卒業論文のテーマは公表されている?
今回確認した大学の公式発信や本人・恩師の取材では、卒業論文の題名を特定できませんでした。番組記事には授業で提出した映画に関するレポートの話が出てきますが、授業レポートと卒業論文は同じものではありません。混同して紹介しないよう注意が必要です。
卒業まで6年かかったのでは?
2012年4月から2017年3月までなので、在学期間は5年間です。西暦の数字だけで両端の年を数えるより、入学月と卒業月を合わせて見ると正確に把握できます。
まとめ|大学で得たものは学歴だけではなかった
中島健人さんは明治学院大学社会学部社会学科で学び、5年間を経て卒業しました。震災の経験からメディアに疑問を持ったこと、ゼミで現場の知見を伝えたこと、最後の年にも授業を履修したこと。それぞれに本人や恩師の具体的な言葉が残っています。
大学名だけでなく、何を問い、どんな経験を持ち帰ったかまで知ると、学生生活の見え方が変わります。2026年には新入生へメッセージを届けており、母校での学びは今も本人の歩みとつながっています。
同じく芸能活動と大学生活を両立した例は、菊池風磨さんの大学と学部を解説した記事でも紹介しています。
セレブ論 – cereb-ron 
