大沢たかおの筋肉はいつから?キングダム王騎役の増量・筋トレと食事を整理

ダンベルと古代の鎧、トレーニングする男性の後ろ姿を描いた重厚な油絵風イラスト

大沢たかおさんの筋肉を見て、「いつからこんなに大きくなったの?」「映画のために鍛えたの?」と驚いた方もいるでしょう。『キングダム』の王騎役では、特に肩や腕の厚みが強い印象を残しました。

大きな転機は、2019年公開の映画『キングダム』第1作に向けた役作りです。その後も続編に合わせて体を作り直しており、ずっと同じ体重を維持していたわけではありません。

この記事では、本人のインタビューや制作陣の取材から、増量の時期、筋トレと食事、体格が演技に与えた影響を整理します。「10キロ」「20キロ」「90キロ超」など、見かける数字の意味も分けて見ていきましょう。

大沢たかおの筋肉はいつから?王騎役で本格的な体作り

第1作が公開された2019年の映画ナタリーの対談で、大沢さんは体重を10キロほど増やしたと話しています。以前から肉はよく食べていたとも語っており、肉好きになったことと、王騎のための増量は同じ話ではありません。

目標は、筋肉が目立つ体を作ることだけではありませんでした。大沢さんの中で王騎は身長2メートルほどのイメージがあり、自分の身長を伸ばせない中で、どう大きな人物に見せるかが課題だったそうです。撮影側もカメラの工夫で、その印象を支えていました。出典:映画ナタリー・大沢たかおと要潤の対談

つまり「筋肉はいつから?」への答えは、少なくとも第1作の撮影準備の段階で、王騎を表現するための増量に取り組んでいたということです。本人が初めて筋トレをした日まで特定できるわけではなく、俳優として体格を大きく変えた契機として捉えると分かりやすいですね。

20キロ増量した?体重の数字を時期ごとに確認

大沢さんの体作りを調べると、増やした重さの数字がいくつも出てきます。ここは、誰がいつ、どの作品について話したかを一緒に見る必要があります。

発言・報道の時期 紹介された数字 話の位置づけ
2019年の本人対談 10キロほど増量 第1作公開時の体作りの話
2023年8月の舞台あいさつ 20キロくらい増量 『運命の炎』公開時の本人発言
2023年の本人取材 撮影時は91〜92キロほど 『運命の炎』で仕上げた体重
同じ2023年の本人取材 取材時は77キロほど 撮影後に体重を落とした状態

2023年8月3日の大阪での舞台あいさつでは、大沢さん自身が約20キロ増やしたと説明しました。一方、MANTANWEBの本人取材では、撮影に向けて前作より1〜2キロ増やし、最終的に91〜92キロほどにしたと話しています。出典:デイリースポーツ・大阪舞台あいさつ取材/MANTANWEB・『運命の炎』本人インタビュー

「何キロ増えたか」と「その時の体重」は別の数字です。また、増量分のすべてが筋肉だったと確認できる資料でもありません。数字を足し合わせて、現在はさらに重くなっていると推測することもできません。

続編でも鍛え直した理由|一度大きくなって終わりではなかった

2022年の『キングダム2 遥かなる大地へ』の取材では、第1作の撮影後に通常の体型へ戻していたと説明されています。続編に入る際には、前作以上のトレーニングを課し、より大きな体を目指しました。

第1作が好評だったから、同じ準備を繰り返せばよいとは考えていなかったのですね。王騎を前作以上に王騎らしく見せ、観客に喜んでもらいたいという思いがあったそうです。

ところが準備期間はコロナ禍。ジムが閉まるなどの制限があり、自宅で取り組む必要もありました。重い重量に対応する器具を用意し、環境を変えながら準備を続けたと話しています。出典:シネマトゥデイ・『キングダム2』本人取材

映画の公開年だけを並べると、同じ体のまま数年間演じ続けたようにも見えます。しかし撮影ごとに必要な体へ近づけ直す過程がありました。以前の姿との違いを比べるときも、どの作品の準備中だったかを考えると受け止め方が変わります。

筋トレは何をしていた?ベンチプレス120キロの話

2023年7月の『おしゃれクリップ』出演時には、ジムでトレーニングを重ね、ベンチプレスで120キロを持ち上げるほどになったことが紹介されています。映像で見える腕の厚みには、実際のトレーニングの積み重ねがありました。

ただし、120キロという数字は当時の役作りを振り返る中で紹介されたものです。現在の自己ベストや、毎回の練習で使っている重量として示された情報ではありません。出典:スポニチ・『おしゃれクリップ』で語った体作り

部位別の種目、回数、休息時間までそろった本人の練習メニューは、今回の資料では確認できませんでした。断片的な重量の話をつなぎ合わせて「大沢たかお式の完全メニュー」とするより、役に必要な体格を目指して鍛えた点を押さえたいところです。

食事も役作りの一部|肉とプロテインだけではない

同番組では、朝から肉700グラムとご飯2〜3杯を食べていたという話も披露しました。プロテインにはアイスクリームや生クリーム、牛乳、砂糖、シリアルを混ぜていたそうで、たんぱく質だけでなく食事量そのものを増やしていたことが分かります。

一方、食べる回数や量は取材によって語られる場面が異なります。特定の一日の食事を、シリーズ全期間で毎日続けた固定献立と受け取らない方が正確でしょう。これは映画の役作りの記録で、一般向けの食事プランとして紹介されたものではありません。

「筋肉がすごい」という完成した姿の裏には、重い物を持ち上げる時間だけでなく、必要な体の大きさに近づける食事の負担もあったのですね。

筋肉が大きくなり、衣装を4回作り直した

体の変化は、衣装作りにも影響しました。プロデューサーの松橋真三さんがシネマトゥデイの取材で語ったところによると、『運命の炎』では、完成した衣装がその後の体格に合わなくなり、結果として4回作り直したそうです。

採寸から衣装が届くまでには時間がかかり、その間も大沢さんはトレーニングを続けていました。最後は腕などをどのくらい大きくする予定かも確認し、撮影時に合うよう調整したといいます。出典:シネマトゥデイ・松橋プロデューサー取材

体格が違えば、衣装の見え方も変わります。王騎の迫力は本人の体だけで完成したわけではなく、その変化に対応した衣装や撮影の工夫が重なって、スクリーン上の姿になっていたのです。

共演者も感じた迫力|筋肉は演技の説得力につながった

前述の大阪舞台あいさつでは、山﨑賢人さんが、大沢さんの王騎としての存在感が現場に良い緊張感を生んだと話しています。吉沢亮さんも、仕上げた体で現場にいること自体が、周囲の士気を高めたと語りました。

大きな体を観客に見せるだけでなく、一緒に演じる人にも「この人が大将軍だ」と感じさせる。その効果まで考えると、肉体作りが単なる見た目の再現にとどまらなかったことが分かります。

観直すなら、腕の太さだけでなく、ほかの人物と並んだ場面や、何もせず立っている場面にも注目してみてください。王騎を見上げる登場人物たちの反応と合わせると、体格が物語の中でどう働いているかも楽しめます。

王騎らしさは体だけ?独特の笑い方にも工夫があった

MANTANWEBの取材では、王騎の独特な笑い方も話題になっています。大沢さんは原作を大切にしつつ、実写で人間が演じたときに、ふざけているように見えないバランスを考えていたそうです。

漫画の絵や台詞をそのまま置き換えれば、自然な人物になるとは限りません。筋肉のボリュームも、話し方も、画面の中で一人の人間として成立させるための準備でした。そこまで知ると、王騎が静かに笑う場面にも、体格と表情を合わせた役作りが見えてきます。

現在の筋肉と、撮影当時の記録は分けて見る

過去のインタビューで語られた91〜92キロは、撮影時の数字です。同じ取材で、その後に体重を落としたことも説明しています。SNSに新しいトレーニング写真が投稿されても、それだけで体重や筋肉量の数値までは分かりません。「いつの姿か」を確認することが、過去と現在を比べる際のポイントになります。

まとめ|大沢たかおの筋肉は、王騎を演じるための積み重ね

大沢たかおさんの大きな肉体変化は、『キングダム』第1作に向けた役作りから確認できます。その後も続編のたびに体を仕上げ、筋トレ、食事、衣装や撮影の工夫を重ねて王騎を表現してきました。

増量の数字だけでなく、どの作品のどの時期の話かを知ると、準備の大変さが具体的に見えてきますね。俳優の体作りに興味がある方は、山本耕史さんの筋肉とトレーニングへの考え方もあわせてどうぞ。

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